2011年01月28日
認知症と歯
鹿児島県鹿児島市の歯科医院
よしどめ歯科 よしどめデンタルクリニック マルヤガーデンズ
理事長の吉留 英俊です。
以前のブログで、お年寄りの皆さんの中には、
ムシ歯や歯の抜けた状態を長い事放置されて、
痛みなども我慢される方が多いという記事を書きましたが、
それに関して厚生労働省から気になるニュースが出ていました。
※写真は記事と直接関係ありません。
こちらの読売新聞の記事なのですが、
歯の悪い高齢者の方は、そうでない方より、
認知症になる可能性が2倍近くある、という研究結果が出たそうです。
65歳以上で自分の歯がほとんどなく、入れ歯を使っていない人は、
歯が20本以上残っている人に比べ、
介護が必要な認知症になる可能性が1.9倍ほど高くなるとのこと。
この中で歯が20本以上残っている人は2.9%。
歯がほとんどなく、入れ歯を使っている人が7.3%、
歯がほとんどなく、入れ歯も使わない人は11.5%に上ったそうです。
認知症というのは本当に難しい病気で、
ビタミンの欠乏や肝機能の低下という代謝異常からも、
認知症に繋がるケースもあるんですね。
僕としては体内環境の異常から連鎖的に発生する、
二次的な疾患なのかな、というイメージがあります。
それぐらい原因が多種多様です。
中でも多いのがアルツハイマー性認知症で、
脳血管の障害に起因する認知症に比べて、
これが近年じわじわと増えてきているらしいんですね。
アルツハイマーの発病と顎関節の関係性も、
以前、大阪や東北の大学の学会で発表されました。
発症の危険因子は色々あるのですが、
やはり食べる事、噛む事、歯や顎を使う事は、
身体全体の健康に、いろんな部分で関与していると思います。
こういうニュースを読むと、改めて歯の大切さを感じます。
皆さんもご自分の歯、本当に大切にされてくださいね。
よしどめ歯科 よしどめデンタルクリニック マルヤガーデンズ
理事長の吉留 英俊です。
以前のブログで、お年寄りの皆さんの中には、
ムシ歯や歯の抜けた状態を長い事放置されて、
痛みなども我慢される方が多いという記事を書きましたが、
それに関して厚生労働省から気になるニュースが出ていました。
※写真は記事と直接関係ありません。
こちらの読売新聞の記事なのですが、
歯の悪い高齢者の方は、そうでない方より、
認知症になる可能性が2倍近くある、という研究結果が出たそうです。
65歳以上で自分の歯がほとんどなく、入れ歯を使っていない人は、
歯が20本以上残っている人に比べ、
介護が必要な認知症になる可能性が1.9倍ほど高くなるとのこと。
この中で歯が20本以上残っている人は2.9%。
歯がほとんどなく、入れ歯を使っている人が7.3%、
歯がほとんどなく、入れ歯も使わない人は11.5%に上ったそうです。
認知症というのは本当に難しい病気で、
ビタミンの欠乏や肝機能の低下という代謝異常からも、
認知症に繋がるケースもあるんですね。
僕としては体内環境の異常から連鎖的に発生する、
二次的な疾患なのかな、というイメージがあります。
それぐらい原因が多種多様です。
中でも多いのがアルツハイマー性認知症で、
脳血管の障害に起因する認知症に比べて、
これが近年じわじわと増えてきているらしいんですね。
アルツハイマーの発病と顎関節の関係性も、
以前、大阪や東北の大学の学会で発表されました。
発症の危険因子は色々あるのですが、
やはり食べる事、噛む事、歯や顎を使う事は、
身体全体の健康に、いろんな部分で関与していると思います。
こういうニュースを読むと、改めて歯の大切さを感じます。
皆さんもご自分の歯、本当に大切にされてくださいね。
Posted by よしどめ歯科院長 at 23:29│Comments(0)
│よしどめ歯科 ニュース
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