2011年04月02日
僕たちに、できること 2
鹿児島県鹿児島市の歯科医院
よしどめ歯科 大明丘 よしどめデンタルクリニック マルヤガーデンズ
理事長の吉留 英俊です。
写真はさいたまアリーナで行われた、
「みんなの学校」の終了式です。
被災して避難していた福島県双葉町の、
小学校から高校の子供たちの一切授業も終わり、
これから新しい生活拠点へと、みんな旅立っていきます。
昨日の続きで、ネット上で書かれている応援の書き込みの一部を、
今日もご紹介していきます。
募金箱の前にて幼稚園位の男の子と母親の会話。
母「貯めてたのに本当にいいの?」
子「3DS我慢する。これで地震の人の家建てる。」
と言いお年玉袋から5000円を寄付。
母「偉いね。地震の人、これで寒くなくなるね。」
男の子思わず号泣。後ろにいた私、大号泣。
バイト先に若いお兄さんたちが軍団でお酒を買いに来たんだけど、
その中の一人が
「やべえ、オレお酒のためにしかお金持ってきてないから募金できん。
ちょっとこれ買うのやめるわ」って言って
商品返品してそのお金全部募金してた。
お友達も続々と募金しててすごい感動した。
すごいよ、日本♪
長男@小4が、
自分の財布と貯金箱の中身を全部募金したいと、
号泣しながら差し出してきた。
コロコロコミック買えなくてもいいから、日本まもりたいから!って。
一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、
誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。
複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、
10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。
恐怖と同時に心温まる時間で、
日本がますます好きになった。
避難所で、4人家族なのに
「分け合って食べます」と3つしかおにぎりをもらわない人を見た。
凍えるほど寒いのに、
毛布を譲り合う人を見た。
きちんと一列に並んで、
順番を守って物資を受け取る姿に、
日本人の誇りを見た。
地震から三週間。これから僕たちがやっていくべきことは、
大きく分けて二つあると思うんです。
ひとつは被災地の復旧作業。
前の写真でもわかるように、現状は瓦礫の山になった被災地と、
そこで未だ避難生活をされている皆さんへの、
物資の調達と現地のインフラ整備です。
これは国の行政主体で現在進んでいますが、
なかなか遅々として進行しない部分もあると聞きます。
そうなると次に出てくるのは、
被災された方への一時的な生活基盤と就業の確保です。
これは同時進行で行うべきと思います。
すでに関西を中心に自治体の連合や各企業が、
被災者の就業支援や住居の確保に動き出しています。
遠方の鹿児島から、よしどめ歯科ができることとして、
昨日に続いて二つ目が、これになります。
よしどめ歯科 よしどめデンタルクリニックでは、
今回の震災で被害を受け、あるいは就業の場を失った、
関東以北の歯科医療従事者の就業支援を行います。
現地での歯科診療は現在、行政が主体となって、
歯科診療車によって各県を巡回し、
岩手大学や北海道からも歯科診療のチームが動き出していますが、
緊急を要する医薬品や医療設備以外では、
歯科診療に係るインフラの設置はかなり時間がかかり、
なかなか現場では就業の目処が立たないと考えます。
また関東におきましても、東北に就業先を内定していた、
多くの新卒者が行き場を失い、待機されていると聞いています。
もちろん遠方ですので、住居の確保、旅費、
新規生活の準備にかかる各種の扶助に関しても、
できるだけのことをしようと考えています。
僕は復旧に関しては素人の歯科医師ですが、
それでも思うのは、大規模な災害の復旧って、
外傷の自然治癒に似てると思うんですね。
とにかくモノや人をできるだけスムーズに、
血液のように、回していかなきゃいけない。
そのために、僕たちができること、
これからも考え付く限り、やっていこうと思います。
冒頭の子供たちの新しい生活拠点は、
当面埼玉県加須市になるとのことです。
新しい場所での新しい生活、笑顔で頑張っていってほしいですね。
そういえば、もう市内でも桜が咲いていました。
あとひとつだけ、ネットの書き込みに、こんなのがありましたよ。
アメリカ在住の日本人の方が、現地の人々からもらった励ましの言葉。
災害はすごく悲しいことだけど強い日本だったら絶対に越えられる!
踏ん張れ!
冬のあとは春がくる。
幸せそうに桜をみてる日本人を俺らアメリカ人はみるのが好きなんだ。
よしどめ歯科 大明丘 よしどめデンタルクリニック マルヤガーデンズ
理事長の吉留 英俊です。
写真はさいたまアリーナで行われた、
「みんなの学校」の終了式です。
被災して避難していた福島県双葉町の、
小学校から高校の子供たちの一切授業も終わり、
これから新しい生活拠点へと、みんな旅立っていきます。
昨日の続きで、ネット上で書かれている応援の書き込みの一部を、
今日もご紹介していきます。
募金箱の前にて幼稚園位の男の子と母親の会話。
母「貯めてたのに本当にいいの?」
子「3DS我慢する。これで地震の人の家建てる。」
と言いお年玉袋から5000円を寄付。
母「偉いね。地震の人、これで寒くなくなるね。」
男の子思わず号泣。後ろにいた私、大号泣。
バイト先に若いお兄さんたちが軍団でお酒を買いに来たんだけど、
その中の一人が
「やべえ、オレお酒のためにしかお金持ってきてないから募金できん。
ちょっとこれ買うのやめるわ」って言って
商品返品してそのお金全部募金してた。
お友達も続々と募金しててすごい感動した。
すごいよ、日本♪
長男@小4が、
自分の財布と貯金箱の中身を全部募金したいと、
号泣しながら差し出してきた。
コロコロコミック買えなくてもいいから、日本まもりたいから!って。
一回の青信号で1台しか前に進めないなんてザラだったけど、
誰もが譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。
複雑な交差点で交通が5分以上完全マヒするシーンもあったけど、
10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。
恐怖と同時に心温まる時間で、
日本がますます好きになった。
避難所で、4人家族なのに
「分け合って食べます」と3つしかおにぎりをもらわない人を見た。
凍えるほど寒いのに、
毛布を譲り合う人を見た。
きちんと一列に並んで、
順番を守って物資を受け取る姿に、
日本人の誇りを見た。
地震から三週間。これから僕たちがやっていくべきことは、
大きく分けて二つあると思うんです。
ひとつは被災地の復旧作業。
前の写真でもわかるように、現状は瓦礫の山になった被災地と、
そこで未だ避難生活をされている皆さんへの、
物資の調達と現地のインフラ整備です。
これは国の行政主体で現在進んでいますが、
なかなか遅々として進行しない部分もあると聞きます。
そうなると次に出てくるのは、
被災された方への一時的な生活基盤と就業の確保です。
これは同時進行で行うべきと思います。
すでに関西を中心に自治体の連合や各企業が、
被災者の就業支援や住居の確保に動き出しています。
遠方の鹿児島から、よしどめ歯科ができることとして、
昨日に続いて二つ目が、これになります。
よしどめ歯科 よしどめデンタルクリニックでは、
今回の震災で被害を受け、あるいは就業の場を失った、
関東以北の歯科医療従事者の就業支援を行います。
現地での歯科診療は現在、行政が主体となって、
歯科診療車によって各県を巡回し、
岩手大学や北海道からも歯科診療のチームが動き出していますが、
緊急を要する医薬品や医療設備以外では、
歯科診療に係るインフラの設置はかなり時間がかかり、
なかなか現場では就業の目処が立たないと考えます。
また関東におきましても、東北に就業先を内定していた、
多くの新卒者が行き場を失い、待機されていると聞いています。
もちろん遠方ですので、住居の確保、旅費、
新規生活の準備にかかる各種の扶助に関しても、
できるだけのことをしようと考えています。
僕は復旧に関しては素人の歯科医師ですが、
それでも思うのは、大規模な災害の復旧って、
外傷の自然治癒に似てると思うんですね。
とにかくモノや人をできるだけスムーズに、
血液のように、回していかなきゃいけない。
そのために、僕たちができること、
これからも考え付く限り、やっていこうと思います。
冒頭の子供たちの新しい生活拠点は、
当面埼玉県加須市になるとのことです。
新しい場所での新しい生活、笑顔で頑張っていってほしいですね。
そういえば、もう市内でも桜が咲いていました。
あとひとつだけ、ネットの書き込みに、こんなのがありましたよ。
アメリカ在住の日本人の方が、現地の人々からもらった励ましの言葉。
災害はすごく悲しいことだけど強い日本だったら絶対に越えられる!
踏ん張れ!
冬のあとは春がくる。
幸せそうに桜をみてる日本人を俺らアメリカ人はみるのが好きなんだ。
Posted by よしどめ歯科院長 at 23:16│Comments(0)
│よしどめ歯科 ニュース
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。