鹿児島県鹿児島市の歯科医院
よしどめ歯科　大明丘　よしどめデンタルクリニック　マルヤガーデンズ
理事長の吉留　英俊です。

被災地の東北も少しずつ復旧作業が始まって、
避難される皆さんは旅立ち、時に再会し、
現場では瓦礫の除去も行われています。



ブログで取り上げ続けていますネットでの声、
今日もいくつかをご紹介していきます。


旦那さんが自衛官の友人より。
以前息子さんが「パパは戦争がお仕事？」
と涙ながら聞いてきた事があったそうだ。
誰かの心ない言葉に傷付いたんだろう。
今、息子さんは毎日TV画面に向かい
「パパ頑張れ、パパのお友だち頑張れ！」と叫んでるって。
「僕も自衛隊になる！」って。…通勤中に号泣

父が明日福島原発の応援に派遣されます。
半年後定年を迎える父が自ら志願したと聞き涙が出そうになりました
「今の対応次第で原発の未来が変わる。使命感を持っていく」
家では頼りなく感じる父ですが私は今日程誇りに思ったことはありません。
無事の帰宅を祈ります。

昨日韓国ツイターで話題になった話。
韓国駐在の日本人がタクシーに乗ってから
お金を払おうしたらあっさり拒否されたらしい。
”日本人でしょう？日本帰ったらこのタクシー代を寄付しなさい”と。
国籍とか政治とかは別にして、一般庶民の考え方はみんな同じ

家屋に取り残され、42時間ぶりに救出された高齢の男性の映像。
「チリ津波も経験してきたから、だいじょぶです。また、再建しましょう」
と笑顔で答えていた。
恵まれた環境にあぐらをかいてきたことに直面しなきゃって思った。
私たちが、これから何をするかが大事

地震があった日、イタリアの友人から連絡があった。
わたしは被災地から離れているから大丈夫だったけど。
彼は、僕らイタリア人は日本人を本当に尊敬しているんだ。
日本人は忍耐強く、賢明で、とても強いから。いつも困難を乗り越えてきただろう？
だからきっと乗りきれる！頑張れ、応援しているよ。と。
その日の夜、彼のfacebookのプロフィールの写真は
いつもの彼が写っているものではなく
日の丸になってた。


「僕たちにできること」と題して、
昨日、一昨日と、続けて書いてきましたが、今日は三つ目。
医療法人よしどめ歯科　よしどめデンタルクリニックは、
これからも「明るく元気に前向きに」、
歯科医療の現場で、患者の皆様に接していきます。

じつはこれ、一番大切なことかもしれません。
もういくつかの記事をご覧になって知っておられる人も
いるかもしれませんが、連日の震災報道によって、
被災地でない地域の方々にも、メンタルな影響が出ているらしいんですね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。


ちょっと前の記事で僕が「ここではできるだけ励みになるような記事を」と
宣言したのは、こういう理由もあるんです。

僕が学生のころに居た広島の原爆記念館や、
ご見学に来られる先生方にお勧めする知覧の記念館にも、
当時の貴重な記録がたくさん残されていて、
それらは決して風化させてはいけない記録なのですが、
時に感受性の強すぎる方は、当事者の辛さ悲しみを感じすぎて、
メンタル的にまいってしまうケースもあります。

これは今回の震災でも同じです。
今回の震災が未曾有の事態だけに、仕事も手につかなかった方、
多いんじゃないでしょうか。それは人間として当然の反応です。
忘れてはいけない、でも記憶するには心を占め過ぎる悲惨な状況に、
深く洞察される方ほど、その心を痛めてしまい、
どう対処していい分からなくなります。

14日の深夜のラジオ放送で、これと似たような話を、
パーソナリティの伊集院光さんが話していました。
YouTubeに転載されていましたので、掲載しておきます。
いろんな場所に拡散されていますが、ラジオ番組なので、
ひょっとしたら著作権上削除されるかもしれませんが、
今回は場合が場合なので、しばらく残ってるかもしれません。
５分ほどですので、ぜひ聞いてみてください。



いろんな場面で、震災の話はこれからもまだまだ続きます。
そんな時に考えて考えて、考えすぎて疲れてしまう前にね。
明るい未来を考えましょう。「空元気も元気のうち」です。

少しでも前向きな、明るい話題を見つけて、
これからもご紹介していきますね。