鹿児島県鹿児島市の歯科医院
よしどめ歯科　大明丘　よしどめデンタルクリニック　マルヤガーデンズ
理事長の吉留　英俊です。

福島原発の半径20ｋｍ圏内に住居を構えられている方々の、
一時帰宅が始まっています。
家財道具を取りに行ったり、中には残してきた、
ペットのことが心配だと言われる年配の方も居られるそうです。



写真を見れば、当然のことながら放射線被爆に対する、
完全防備の服装で帰宅しなければならないようで、
本当に現場は大変で、傷ましい事だと思います。

今回の震災では、いろいろと心励まされる記事も取り上げてきましたが、
どうしてもこの原発の事故だけは、未だ予断も許しませんし、
ものが放射能という長期的な災害なので、
なかなか僕もここで取り上げるのが難しかったんですが、
ただひとつ言えるのは、この事故を契機に、
みんなが本当に「エネルギーの問題」を真剣に考えるように、
なって行けばいいなとは、思っています。

身に差し迫った感が、もうひとつだったかもしれないんですよね。
今まで。エコとか、分別とか。環境の問題に対して。
僕もそうでした。みなさんは、どうでしたか？

原発が事故を起こせば、これほど危険で、
でも電気は足りるのか足りないのか、諸説いろいろあって、
いろんな地域や行政や企業の考え方もあって。
少なくとも足並みはそろってないまま、
なんとなく進んでいることって、いっぱいあります。

ネットワークも整備されてきた現在は、
これまでそういった、なんとなく進んできたことが、
いろんな場所で、いろんな人を交えて、
議論されていくんだろうなと思うんです。

せめて、そういった流れの契機にだけは、なってほしいですね。
何か少しでも学ぶことがないと、被害が大きすぎますよね。